「手に職をつけたい」「お客様と関わる仕事に就きたい」「人に喜んでもらうことが好き」「技術を通して満足してもらいたい」といった方にぴったりなのが、リラクゼーション業界。といっても、リラクゼーション業界についてそもそも知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リラクゼーション業界の基本をご紹介。特徴や魅力をお伝えします。
リラクゼーション業とは、快適な日々を送ってもらうために技術によって癒やしを提供する業種のこと。具体的には、日本標準産業分類によって「手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う事業所」と定義されています。
ただし「医療類似行為を業とするものがその業務を行う事業所は、療術業に分類される」とも定められており、医療類似行為に規定されている「免許制のあん摩マッサージ指圧、はり、灸や非免許制の温熱療法、電機療法など」としっかり区別するため、リラクゼーション業には独自の基準が設けられていることが特徴です。
美容系産業では以前は理容業・美容業の2業種が国の日本標準産業分類に登録されていましたが、エステティック業に続き、2014年4月よりリラクゼーション業が新設され、総務省から認可を受けました。
また、リラクゼーション業界と一口に言ってもさまざま。その種類を細分化すると数多く存在するといえます。「リフレクソロジスト」や「アロマテラピスト」「ストーンセラピスト」や「タイ古式セラピスト」「ヘッドスパセラピスト」「アロマセラピスト」「リンパケアセラピスト」などもリラクゼーション業界の業種に含まれています。
では、リラクゼーション業の仕事の特徴とはどういったものでしょうか。
リラクゼーション業は、主に技術を用いてお客様の健康をサポートする仕事です。認可を受けてからの歴史は浅いですが、広く“リラクゼーション”というものにおいては世界中にさまざまな技術があり、中には古くからの歴史があるものも存在します。
リラクゼーション業はお客様と対面し、実際にお客様の身体全体または一部に手技を用いて施術を行う仕事です。そのため、人と接することも大きな仕事の要素といえます。
リラクゼーション業の業務を行うためには技術が必要となります。基本的な技術はもちろんですが、お客様によって必要な寄り添い方や癒やしの提供の仕方は異なるため、現場での経験を積み重ねていくことで、柔軟に対応できる技術が身につくでしょう。
また、得た技術は自分のものとなるため自分の力になってくれます。リラクゼーション業では、一生使えるスキルが身につけられることも特徴であり魅力といえます。
続いて、リラクゼーション業界ではどんな人が働いているのか見ていきましょう。
専門学校からのキャリアや、大学の文系学部からのチャレンジが多いです。長く続けられる仕事なので、若いうちから始めることにメリットがあり、一生ものの技術を得られるでしょう。
資格が不要のため、未経験からチャレンジしやすいです。地域に限らず必要とされる仕事のため、結婚やUIターンをきっかけにキャリアをスタートする方も多くいます。
全国に約500店舗を展開している「ラフィネ」。オールハンドで全身を癒やすメニューを提供しており、リラクゼーション業界で1位を誇っています。
業界1位というとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、ラフィネはリラクゼーション業界未経験でもOK。充実した研修を受けることで一生使えるスキルを基礎から学べるので、自信を持って実務に入ることが可能です。
また7つの職位の段階を条件や試験をクリアすることでランクアップしていける、努力が正しく評価される環境です。職位に応じて収入はアップしていくため、やりがいを持ってキャリアを築いていけるでしょう。